物忘れ外来のご案内
もの忘れが気になりだしたら、早期受診をおすすめいたします
2010年の国勢調査では、65歳以上の総人口に占める割合が23.0%となっており、我が国は世界で最も高齢化率の高い国となりました。
2012年8月に報告された全国の認知症を有する方の人数は305万人とされ、2020年には400万人、さらに2025年には470万人になることが予測されています。また、この人数は中等度以降の認知症が確実な方だけであり、軽度や認知症予備軍の方は含まれておりません。これだけの人数となると、もはや認知症は特殊な疾患ではなく、一般的な病気と言えます。
認知症について
認知症の原因となる病気は様々です。最も有名で症例も多い「アルツハイマー型認知症」のほか「脳血管性認知症」などがあります。
この様に認知症の原因は様々なので、病気の原因が異なれば治療や介護の方法も異なる為、正しく診断と治療と介護の方針を決定することが重要です。
※現在、医療機関で処方されている抗認知症薬は認知症を根治することはできず、できるだけ早期から診断をし、治療を開始することが重要です。
禁煙外来のご案内
禁煙外来とは
喫煙を単なる習慣や嗜好と考えるのではなく、ニコチン依存症という病気として捉え、必要な治療を行います。治療には禁煙補助薬を使用した、医師や看護師によるカウンセリングが中心となります。
禁煙治療の流れ | |
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初回 診察 |
喫煙状況、禁煙の準備、TDSによる評価結果の確認 喫煙状況とニコチン摂取量の客観的評価と結果説明 呼気一酸化炭素濃度検査など |
禁煙 開始 |
禁煙にあたっての問題点の把握の問題点の把握とアドバイス 禁煙補助薬の選択と説明 |
再診 (計4回) |
喫煙(禁煙)状況や離脱症状に関する 問診 |
禁煙治療の保険適用
禁煙治療の保健適応には、次の要件を全て満たす必要があります。
■ ニコチン依存症を診断するテストで5点以上
■ 「1日の平均喫煙本数×これまでの喫煙年数」が200以上
■ 1ヵ月以内に禁煙を始めたいと思っている
■ 禁煙治療を受けることに文書で同意している
費用の目安
医療費の3割を自己負担した場合のおおよその費用はニコチンパッチ(8週間)で約12,000円、内服薬(12週間)で約18,000円です。